マンション購入にポイントとなった共用設備アンケート

2014年12月16日

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■調査背景

マンションには、規模や立地に応じて、生活をより豊かに快適にするためのさまざまな共用設備が備わっています。年齢や年収、家族構成など、さまざまなライフスタイルの人々が住むマンションにおいて、どのような共用設備が注目され、必要とされているのでしょうか。そこで今回は、マンション購入時にポイントとなった共用設備についてマンション住民にリサーチを実施いたしましたので、以下レポートいたします。

アンケート概要
調査方法 インターネットリサーチ
調査地域 全国
調査対象者 マンション・ラボ リサーチ会員(20代~70代の主に分譲マンション住民) 2733名
調査日時 2014年10月22日~10月26日
調査機関 マンション・ラボ

引用の際は、こちらからマンション・ラボまでご連絡ください

購入時のポイントとなった設備、1位は駐車場

Q.購入時のポイントとなった設備を教えてください。(複数回答)
1位 駐車場 33.7%
2位 宅配ボックス 27.8%
3位 24時間ゴミステーション 26.0%
4位 駐輪場 15.5%
5位 24時間有人管理 9.6%

最も回答が多かった購入時のポイントとなった設備は「駐車場」でした。地域によって必要性が異なるものの、車を持っている方にとっては必要不可欠な設備といえるでしょう。

「宅配ボックス」、「24時間ゴミステーション」については、マンションらしい「利便性」を実感できる設備として、人気が高いものと思われます。続く駐輪場については、手軽に移動できる自転車の保管場所が外部に少ないせいか、気にされる方が多い結果となりました。

「24時間有人管理」については、安心・安全性や利便性へのニーズが高い表れだと思われます。

続いて、購入時のポイントとなった設備TOP5について、より詳しい傾向を調査するため回答者の年収と年代でクロス集計を行いました。

【購入時のポイントとなった設備(年収別クロス集計)】

年収 駐車場 宅配ボックス 24時間ゴミステーション 駐輪場 24時間有人管理
200万円未満 25.6% 24.4% 17.1% 11.0% 9.8%
200~400万円未満 32.6% 28.8% 19.6% 17.9% 9.5%
400~600万円未満 34.4% 25.0% 20.9% 16.7% 7.7%
600~800万円未満 33.3% 29.6% 27.2% 15.9% 9.1%
800~1,000万円未満 37.2% 26.8% 29.3% 17.8% 9.3%
1,000~1,200万円未満 31.5% 30.3% 30.7% 9.4% 9.8%
1,200~1,500万円未満 34.1% 22.0% 28.3% 13.9% 13.3%
1,500~2,000万円未満 36.4% 29.5% 27.3% 13.6% 11.4%
2,000万円以上 42.9% 35.7% 33.3% 23.8% 19.0%

【購入時のポイントとなった設備(年代別クロス集計)】

年代 駐車場 宅配ボックス 24時間ゴミステーション 駐輪場 24時間有人管理
30~34才 26.3% 40.4% 38.6% 16.7% 6.1%
35~39才 30.4% 25.7% 27.9% 11.6% 7.2%
40~44才 29.3% 26.7% 26.1% 12.2% 8.4%
45~49才 31.9% 23.6% 22.7% 13.0% 7.6%
50~54才 32.0% 25.5% 24.8% 14.7% 9.1%
55~59才 35.7% 30.4% 25.1% 17.0% 11.7%
60才以上 44.1% 32.5% 26.8% 22.9% 14.3%

■駐車場(N=920)

・年収の高い人は車の所有率もあがるせいか駐車場を必要としている割合が高いようです。
・特に60歳以上の方が必要とする傾向にあります。

■宅配ボックス(N=759)

・30~34歳の方のニーズが他の年代よりも突出しています。共働きなどで時間がない、在宅時間が不規則なライフスタイルの方が多いといった理由があるように思われます。

■24時間ゴミステーション(N=710)

・年収600万円以下の方には特にニーズが少なく、反対に年収が高い方にニーズの高い傾向にあります。宅配ボックス同様、働きなどで時間がない、在宅時間が不規則なライフスタイルの方が多く、利便性を求める傾向があるのかもしれません。
・年齢としても、宅配ボックス同様、30~34歳のニーズが突出している結果となりました。

■駐輪場(N=424)

・世帯年収が2,000万円以上、60歳以上の方のニーズが高い傾向があるようです。

■24時間有人管理(N=263)

・年齢が高く、また世帯年収2,000万円以上の方が購入時のポイントに挙げる割合が高い結果となりました。

購入時のポイントとなった設備の上位5位をクロス集計した結果、主に60歳以上の方は車や自転車といった移動手段の確保に関心があるほか、「24時間有人管理」などの安心感をポイントに購入を検討されていることがわかりました。

一方、特に30~34歳の方は、「宅配ボックス」や「24時間ゴミステーション」などマンションならではの利便性の高い設備にポイントを置いていることがわかりました。

今回のレポートから、年代や年収に応じてマンション購入時に着目するポイントには違いがあるため、訴求の仕方にも工夫のできる可能性があるように感じました。今後もレジデントレポートでは、マンション関連企業様のお役に立つ情報を定期的に掲載して参ります。

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